LANコードを変えると通信速度が変る!? カテゴリ「5」と「5e」とは?
今回の記事は、
NURO 光回線(so-net)vs NTT 東日本 光回線(softbank)どっちが速い?
この記事の続編になります。
さて、ここからは、同じ条件でLANコードだけを変えてみました。
あえて、この為にLANコードを用意したわけではないんですが、
たまたまLANコードを変えてみたら、思わぬ結果が出たので。
「もしかしてLANコードでかなりの速度差が出る!?」
と思ったりしてみたので、
NTT光とNURO光で比較調査してみました。
まぁ結果から言いますと、かなり違う、
「LANコードごときでそこまで違うか!」
っていう位の速度差が出てしまいました。
ノーブランド(青)のLANコードの計測結果
まずは、NURO 光回線(so-netプロバイダ)の計測結果
次にNTT光 回線(softbankプロバイダ)の計測結果
どちらの回線も100Mbps程で頭打ちになってます、
前回の記事では白のエレコムのLANコードを使用して、
同じ状況で700~1000Mbpsの速度が出ていましたので、
あきらかにこの青いLANコードの影響で速度が落ちてます。
記憶が薄いんですが、青のコードは確か
ダイソーで購入したような気がします。
白の方は、リサイクルショップでの購入なんですが、
コードに「28AWG 4P 5」と表記があります、
この型番を調べてみたらエレコム製品でした。
右の「5」の表記、おそらくカテゴリ「5」or 「5e」 かと思われます。
カテゴリ 5e → 1000Mbps(1Gbps) 対応
とすると、700~1000Mbpsの通信速度が出てますので、
カテゴリ「5e」の力を持ってるLANケーブルと推測されます。
(5eって印字しとけ、って感じです。笑)
さて、青のコードはというと、
NTT光とNURO光も100Mbps程で頭打ちになってる
感じがありますので、おそらくカテゴリ「5」のLANコードと推測。
若干ピンボケして見ずらいですが・・・
「CAT 5e」って書いてある。笑
って、いや、「5」じゃないのかい!
「5e」なのに、100Mbpsの速度で頭打ちになるのはオカシイ、
嘘っぱちー!ですね、そんな速度出てないし。
なんとどちらも、記載とは逆の結果に、
記載よりも性能がいいなら問題ないですが、
記載より性能が低いってのは・・・ね、問題でしょ。
今後はコードの記載を信じずにすべてチェックですな。
まぁどちらにせよ、光回線は数百Mbpsの通信速度が出る仕様なので、
100Mbpsが頭打ちのカテゴリ5のLANコードを
使ってしまうと宝の持ち腐れになってしまうので、
必ずカテゴリ5e以上を使用しないともったいないのは
間違いないです。(記載どうりの性能ならばではありますが。)
とはいえ、今まで全然気にならなかった位なので、
回線速度が100Mbpsでもさほど影響がなかった使い方だったようです。
当然、使い方によっては大きく影響出ると思いますので、
LANコード、それほど高価な品でもないので、
これから購入するのであれば、カテゴリ5e以上をおすすめします。
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